就職難、学歴社会に失恋…、様々な理由で
好きな事が出来なかったり自信を無くしてしまっている大人(子供まで)が
増えてきている気がする。夢を持ち、頑張って受験や就職活動を
しても、希望通りには行かない。大好きなのに離れてしまう…。
なら、そもそも夢ややる気、好きな気持ちを持っても仕方ない、
好きになっても仕方ない、という風に思えてきてしまう…。
情報化により、様々な情報に翻弄される。アミューズメントパークや
その他の既製のエンターテイメントに、心の奥では飽きと疑問が
生まれてきている。なのに、様々な情報やサービスが手に入る為、
大人も子供も、自分から積極的に何かを作ったり、発信する原動力が
欠けてきて、弱くなってきている…。
だけど、人が一番感動したり、うれしい気持ちになるのは、
結局一対一のコミュニケーション。
自分と誰か。そして時には自分に向き合う、自分。
そんな考えを背景に、改めて何か(人、動植物や様々なものを)
好きになる事の素晴らしさを見直したかった。
何かを大好きになるという、当たり前でとっても素敵な事を、
ホコリと自信を持って読者が再開しようと思うきっかけを作りたい。
そのメッセージを子供にも通じる絵と文を通して、幅広い層に受け取
ってもらいたい…。そんな気持ちで、この作品を出版してみました。
これは元々、学生時代にわたし自身が、とっても弱くなって悲しい時に
"私って一体何なんだろう…"と思いながら、自分自身の為に描いたものでした。
何かが、大好きな自分を、思い切り自由に表現してみよう。(^_^)
好きになる事は、強くなること…。
i love you, too...
tomo-tomo
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